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快楽の窓〜ショーケースの向こう側〜
第4章 処女喪失
「よく言えたね葵。葵がそんなに大きな声で恥ずかしいことを言うからお客様が葵にプレゼントをしたいそうだよ。受け取りなさい。」

そう東条が言うと葵の横にぼうっと男性の影が現れ、うつむいていた葵は顔をあげた。

びゅっ!びゅるっっ!びゅっ!!

「はぁ……葵ちゃん……。可愛かったよ。」

葵の前髪から顔にかけて白いどろっとした液体が、注がれた。
顔をあげた一瞬の出来事で葵には何が起こっているのかわからなかった。
ツンとした生臭いにおいが漂っている。

「え?……これ、何?」

「葵は初めて見たんだね。これは射精。葵がかけられたのは精子だよ。」

「せーし……やだ、うそ……これが」

保健体育の授業でそれが何なのかは知っていたが、経験のない葵には見ることもさることながら実物の生暖かさも感触も匂いも初めてのものだった。

気持ち悪くて早く顔を拭きたかったが、今度は左側に男性が現れた。

「葵、今度はちゃんと出るところをよく見なさい。」

うつむいた葵の顔をぐっと東条が持ち上げて無理矢理に男の方を向かせた。
シュッ、シュッっと高速で動く手と反り返った男性器が葵の目の前で蒸気をあげていた。

葵も初めてまじまじと至近距離で見る男性器に目を離すことができなくなってしまっていた。

「……すごい。」

「葵ちゃん、イクよ?はぁ、はぁ、はぁ……おじさんのイクところ見ててね……ウッ……。」

びゅっ!びゅっ!びゅるる……

葵は反り返った先端から白濁した液が勢いよく飛び出すところから、役目を終えながら力なくぴくぴくっと動いて果てた男性器の終止を見届けた。

その光景は衝撃的で、今まさに顔にかけられたそれを手に取ってじーっと見つめてしまう程だった。

「葵、すごかっただろう?」

東条がにやっと嫌な笑みを浮かべ、なげかけられて葵はハッと我に返った。

「こ、こ、こんなの嫌!」

「すぐにこれが嬉しくてたまらなくなるさ。さて続きをしようか。」
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