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快楽の窓〜ショーケースの向こう側〜
第6章 学園性活開始
ガラっと扉が開いて聞き覚えのあるカツカツをいうヒールの音が聞こえてきた。

「まどか先生!」

確かに思い返してみると、学園の講師をしてるとは聞いていた。
性奉仕の担当教師……。
今までまどか先生に受けてきた恥辱の数々を思い出し、葵はやっぱりそうだよなと頷いた。

「授業を始めます!
 さっそくだけど、あなた達に普段から教えているメイドの心は何?
 知香、答えなさい!」

「奉仕の心、服従の精神です。」

智香が当たり前と言わんばかりにすぐに答える。

「そうね。
 ご主人様はね、たまにあなた達の忠誠心が知りたくなるのよ。
 自分を犠牲にしてまでも尽くす忠誠心が知りたいの。
 時には辛い試練を与えるわ。
 服従の精神を見せつけるためには試練に耐え、犬にでもなりなさい。
 忠誠心を誓い、服従することで得られる快感と達成感もあるわ。」

もうめちゃくちゃな授業だ。
葵はまどか先生の授業に全くついて行けないでいた。
大体そんな人間でない扱いを受けてまで、その先に何があるというのだろうか。

生徒達はその話を食い入るように聞き入っている。
まだたった四か月の差しかない生徒の中には、少し怯えた表情をする子もいた。
無理もない。

「まどか先生、質問です!」

「何かしら。」

一人の生徒が手を挙げた。

「試練の例とはどういうものがあるのでしょうか。」

「そうね、皆は痛い事とかを単純に想像しているかもしれないけれど……。
 精神的なダメージね。
 人間として当たり前にしていること、それをいったん奪う事よ。
 例えば、排泄管理ね。」

そう言ってチラッとまどか先生は葵の方を見た。
教室が一瞬ザワついた。

「そうよ、人間が辱めを受ける行為。
 これをご主人様に見せることで服従していますと見せつけるの。
 安心しなさい。
 主人に忠誠を誓えば、だんだんと快楽に変わっていくわ。
 もちろん、上級生にあがれば実習があるわ。
 それまでに覚悟しておくことね。」

あの一週間を思い出し、葵は教室の隅で密かに震えていた。
その後も、征服感や忠誠についての講義が続き授業のベルが鳴った。
葵は後半の話は何も頭に入っていかなかった。
ただ、あの先に快楽があるとは到底思えなかった。







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