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快楽の窓〜ショーケースの向こう側〜
第2章 ティータイム
「お迎えにあがりました」
「はい、準備はできています」
メイド服に袖を通すと、執事の早歩きにそそくさと葵は斜め後ろをついて行った。
これから主人に会える。
歓迎会までしてもらえるかとおもうと胸がどんどん高鳴ってくる。
「ティールームはこちらですよ。」
「はい。」
「くれぐれも主人の、東条達樹様に失礼のないように。」
「はい。」
そう、執事が言うとゆっくりドアを開けた。
その瞬間、紅茶の葉の匂いなのかふわっとフローラルな匂いが漂った。
白いテーブルに品の良いグレーのスーツとメガネをかけた30代半ばの男性が座り、こちらをみた。
「ようこそ、葵。私が、君を買った主人の東条達樹です。」
「……よろしくお願いします。借金の肩代わり、感謝しております。えっと…」
「まずは、席にかけたら?君のためにいい紅茶を用意したんだ。」
「はい。」
すぐに葵の元に紅茶が注がれた。甘い匂いのなんとも高そうな紅茶だ。
「部屋は気に入ったかな?」
「はい、とても!」
「君のための部屋だ。好きに使うといい。来る途中の白い学園は見たね?あれは君が来週から通う学園だよ。メイドの基礎はそこで習うといい。手続きはしておいたから。」
「はい、ありがとうございます!こんなにまでしていただいて!」
優しそうな声、弾む会話。
会社を経営していることや、借金を肩代わりして恵まれない人達を支援していること。
趣味の骨董品集めなど、様々な話をしてくれた。
葵はなんていいご主人様に買われたのだろうと安堵していた。
「あの、席を少し外してもいいですか?」
「葵、君は紅茶を何杯飲んだ?」
そういうと東条はにやっと葵の方を見た。
「5杯程です。」
「葵、紅茶にはね、利尿作用があってねここまで飲むと尿意を我慢できなくなるんだよ。君は今、トイレに行って排泄したくてたまらないだろうね」
「え……?」
不敵に東条は笑う。
葵ははっとした。
「葵歓迎会だ。主人の私に葵の放尿姿を是非見せてくれ。これが、君の初仕事だよ。」
「……そんな、できません。そんなこと!!」
葵の中でガラガラと何かが崩れた。
やはり、このお屋敷に連れてこられたのは性奴隷として働くためなのだ。
気持ち悪い。
こんなことできるはずがない。
「はい、準備はできています」
メイド服に袖を通すと、執事の早歩きにそそくさと葵は斜め後ろをついて行った。
これから主人に会える。
歓迎会までしてもらえるかとおもうと胸がどんどん高鳴ってくる。
「ティールームはこちらですよ。」
「はい。」
「くれぐれも主人の、東条達樹様に失礼のないように。」
「はい。」
そう、執事が言うとゆっくりドアを開けた。
その瞬間、紅茶の葉の匂いなのかふわっとフローラルな匂いが漂った。
白いテーブルに品の良いグレーのスーツとメガネをかけた30代半ばの男性が座り、こちらをみた。
「ようこそ、葵。私が、君を買った主人の東条達樹です。」
「……よろしくお願いします。借金の肩代わり、感謝しております。えっと…」
「まずは、席にかけたら?君のためにいい紅茶を用意したんだ。」
「はい。」
すぐに葵の元に紅茶が注がれた。甘い匂いのなんとも高そうな紅茶だ。
「部屋は気に入ったかな?」
「はい、とても!」
「君のための部屋だ。好きに使うといい。来る途中の白い学園は見たね?あれは君が来週から通う学園だよ。メイドの基礎はそこで習うといい。手続きはしておいたから。」
「はい、ありがとうございます!こんなにまでしていただいて!」
優しそうな声、弾む会話。
会社を経営していることや、借金を肩代わりして恵まれない人達を支援していること。
趣味の骨董品集めなど、様々な話をしてくれた。
葵はなんていいご主人様に買われたのだろうと安堵していた。
「あの、席を少し外してもいいですか?」
「葵、君は紅茶を何杯飲んだ?」
そういうと東条はにやっと葵の方を見た。
「5杯程です。」
「葵、紅茶にはね、利尿作用があってねここまで飲むと尿意を我慢できなくなるんだよ。君は今、トイレに行って排泄したくてたまらないだろうね」
「え……?」
不敵に東条は笑う。
葵ははっとした。
「葵歓迎会だ。主人の私に葵の放尿姿を是非見せてくれ。これが、君の初仕事だよ。」
「……そんな、できません。そんなこと!!」
葵の中でガラガラと何かが崩れた。
やはり、このお屋敷に連れてこられたのは性奴隷として働くためなのだ。
気持ち悪い。
こんなことできるはずがない。