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快楽の窓〜ショーケースの向こう側〜
第7章 自慰行為
ジリジリと焼けつくような暑さが訪れ、学校はもう少しで夏休みに入ろうとしている。
東条はどうやら仕事が忙しいようで、あれから三週間何事もなく時間は流れた。
先代から会社を引き継いで三年目の東条は東条グループを支えている。
社員は世界中に何万にも抱え、本来忙しいのが当たり前なのだろう。
つまらない講義が毎日流れ、智香のスパルタ教育により段々と授業にも追い付いてきた。
特別扱いにはまだ慣れないが、お屋敷のルールもなんとなく板についてきた。
性奉仕の授業でこの前のあのお漏らしの正体が何なのかがわかった。
どっちにしても恥ずかしいじゃないかと勝手に一人で舞い上がり講義中に赤面した。
「夏休みの課題を出すわね。」
課題なんてあるのか。一応学校だもんなぁ……そんな呑気なことを葵はぼーっと考えていた。
「課題はオナニーレポート。」
「えっ!?」
教室が一瞬ざわっとなったがまどか先生はかまわず続ける。
「自分の快感を深めたりすることはとても重要な事よ。
自分の気持ちいところを知ることでより興奮度の高いセックスができる。
だから夏季休暇の間、毎日自慰行為のレポートを書きなさい。
どこでどうそういう行為をしたのか。方法、場所、感じたこと等を毎日書く事。
夏季休暇が終わるころどんだけ自分の体がエッチになってるか楽しみにしていなさい。」
そう言って、まどか先生は授業をしめた。
もうため息しか出てこない。
憂鬱、憂鬱、憂鬱……そんな言葉しか頭に浮かんでこないのだ。
一度だってしたことない自慰行為を毎日する。
もう自慰行為自体が恥ずかしくてたまらないというのに、それを毎日書きとめて誰かに見せるなんて拷問過ぎる。
大体、やり方だって知らないのだ。
何一つだって教わっていない。
本来教わるものでもないのだろうが……。
智香は授業が終わると駆け寄って夏休みで追い付きましょうねと張り切っていたが、葵にはただ不安しかなかった。
こうして葵の夏休みが始まるのだった。
東条はどうやら仕事が忙しいようで、あれから三週間何事もなく時間は流れた。
先代から会社を引き継いで三年目の東条は東条グループを支えている。
社員は世界中に何万にも抱え、本来忙しいのが当たり前なのだろう。
つまらない講義が毎日流れ、智香のスパルタ教育により段々と授業にも追い付いてきた。
特別扱いにはまだ慣れないが、お屋敷のルールもなんとなく板についてきた。
性奉仕の授業でこの前のあのお漏らしの正体が何なのかがわかった。
どっちにしても恥ずかしいじゃないかと勝手に一人で舞い上がり講義中に赤面した。
「夏休みの課題を出すわね。」
課題なんてあるのか。一応学校だもんなぁ……そんな呑気なことを葵はぼーっと考えていた。
「課題はオナニーレポート。」
「えっ!?」
教室が一瞬ざわっとなったがまどか先生はかまわず続ける。
「自分の快感を深めたりすることはとても重要な事よ。
自分の気持ちいところを知ることでより興奮度の高いセックスができる。
だから夏季休暇の間、毎日自慰行為のレポートを書きなさい。
どこでどうそういう行為をしたのか。方法、場所、感じたこと等を毎日書く事。
夏季休暇が終わるころどんだけ自分の体がエッチになってるか楽しみにしていなさい。」
そう言って、まどか先生は授業をしめた。
もうため息しか出てこない。
憂鬱、憂鬱、憂鬱……そんな言葉しか頭に浮かんでこないのだ。
一度だってしたことない自慰行為を毎日する。
もう自慰行為自体が恥ずかしくてたまらないというのに、それを毎日書きとめて誰かに見せるなんて拷問過ぎる。
大体、やり方だって知らないのだ。
何一つだって教わっていない。
本来教わるものでもないのだろうが……。
智香は授業が終わると駆け寄って夏休みで追い付きましょうねと張り切っていたが、葵にはただ不安しかなかった。
こうして葵の夏休みが始まるのだった。