この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
その、透明な鎖を
第15章  凪のよう


そして彼は跪くようにして、足先から上へと、反対側へも手を回しながら、撫でるようにぐるりと洗っていく。

細く引き締まった、すらりとした足。
閉ざされた足の隙間にも、泡の効果でするりと彼の手は入り込んでいく。


「あ」


内ももから足の付け根。
その薄い茂みまで。
彼女の身体に力が入るのが、わかる。


「……凛、次は後ろ」


立ち上がって声をかけると、彼女はそのまま背中を向けた。
結い上げている髪のせいで、露わになっているうなじ。
少しだけ、凛が背後に伏し目がちの視線を流してきて。
その色香にどきん、と彼の心臓が波打った。

一度高鳴ってしまった心臓は、もうそのままで。
悠斗はたまらなくなりながらも、凛へのそれを続ける。
綺麗な背中に泡をのせ、つつ……と指先でなぞりあげるようにすると、彼女は息を吐いて少し身体を仰け反らせた。


/550ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ