この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
その、透明な鎖を
第16章 記憶の奥底
「……っ!」
ひたすらに続けられる、舌と指での愛撫。
その激しさに、凛は呆気なく上り詰める。
「……っあ、あ、っ――……」
びくびくと、指を締め付けるかのように何度もそこをひくつかせて。
彼女がいったことを確認した彼は、そこがら指を離す。
硬く大きくなっている自分のものに、手早く避妊具を装着して、いったばかりの彼女の蜜穴へとそれを押し当てた。
……まだ、ひくひくしてるのがわかる。
「……責任、とれないようなこと、しちゃだめって……言われた、のに……?」
途切れ途切れに、凛が呟く。
けれども明らかにその表情は、それを期待している。
当てがった彼のものに、腰を揺らして自らもそこを押し付ける動作からもそれが分かる。
「……それは、避妊はちゃんとしろ、って意味でしょ?」
そう悠斗は答えて。
ぐっ……と、身体を進めた。
「ん、あ――……」
なかにはいりこんでくる悠斗のもの。
凛は身体を仰け反らせるようにしてそれを迎える。