この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
その、透明な鎖を
第3章  いいこと


――っ、また。


悠斗は目を閉じて小さく息を吐く。
また、煽られそうな自分を感じて。


「……自覚、あるんだ」


――誘ったっていう、自覚が。


「だって……悠斗の背中見てたらなんだか抱きつきたくなったんだもん」

「なった、って……」


――凛はそれで満足するのかもしれないけど。
抱きつかれた方は。
俺は……。


「あんまり、からかうなよ」


そう言って、悠斗は彼女を牽制する。


「凛は、俺で……遊んでんの?」


どんな些細なことだって。
自分にとって気になる存在の子に、そういうことをされたら……誰だってそういう気持ちになってしまうはずだ、と悠斗は思う。
わざとそういう気分にさせて、でもただそれだけで終わらせるぐらいなら、最初からやめてほしい、と。


/550ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ