この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
その、透明な鎖を
第5章  夏が始まる


その言葉に悠斗は激しく煽られた。
彼女のショーツをためらいなく脱がす。
自分も脱いで、さっき買ってきた避妊具を袋から取り出して、装着する。


――早く。
早く、凛のなかに挿れたい――――!


彼の頭の中が、それだけに支配され。
彼女のぬるぬるのそこへと自分のものを押し当てて、力を込めた。


「んっ」


少し、彼女が顔を歪ませて。
それで悠斗は、はっと気付いた。


――っ、やば……!


慣らしてもいないそこに挿れようとしてしまったことに気づき、慌てて、先が既に埋もれているそれを抜こうとして。
でも、凛の手に制される。
彼女は首を振って、言った。


「……ゆっくり。悠斗ので慣らしながら、挿れて……?」


その、いやらしさをも感じる囁きに、悠斗は黙って何度も頷いた。
先へ先へといきたがる自分を抑えて、なるべくゆっくりと身体を進める……。



――彼らの二度目は、そんなふうに始まった。

それまで何日も焦らしあっていたふたり。
もう、互いを欲しくてたまらなくて。
その抑えられない欲求に、性急に身体を繋げることしかできなくて――――……。



/550ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ