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蛇神様の花の宴
第5章 バレンタインデー
「次は僕からだよね? 二人とも今終わったばっかりだし」

「何を言ってるんですか、私はまだまだ元気ですよ」

「俺は今度は前から入れたい」

美鎖は衣服をかき集め、こっそり部屋を出ようとした。

しかし、すぐ雪影に腕を捕まれる。

「どこに行くんですか、美鎖?」

雪影の笑顔が恐ろしい。
もちろん、その後ろには暗夜と穂波もいる。
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