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第15章 告白

医者になった哲也ですが…はじめは研修です。

いろいろな診療科でテクニックを学びます。

研修期間は医師としての適性を判断されます。

この期間中に大失態をおかせば
医師失格になります。

忙しい日々ですが…今日は午後が休みです。

なぜか京子ちゃんからメールが来て…
ホテルのロビーに呼び出されています。

長い間…ろくに話もしてない京子ちゃん…
いったいどうしたんどろう？

不思議に思いながらも哲也は
バスに乗ってホテルに向かいます。

ホテルのロビーには…
ベージュ色のワンピースの女性がいます。

哲也が知っている京子よりは…
少し大人びて…若マダムの気品がある…

でも…顔つきは哲也の知ってる京子です。

「京子ちゃん…」

「哲也くん…」
京子は哲也を見て微笑みます。