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『ヒロキ』
第2章 最悪な出会い

アタシたちは
駅前の通りを駆け抜けた。


時折、ヒロキがこちらを振り向き、アタシの様子を窺う。


息を弾ませながら、目を細め笑みをこぼす彼の顔を、街のネオンが照らし出す。


その度に
アタシの鼓動が跳ねる。


(…どうしてだろ?)


ひんやりとした夜風が頬を撫でていくのが、何だか心地よくて。


伝わる、互いの手の温もり。


それすらも。


アタシは
何故だかヒロキから目を逸らせなかった。
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