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『ヒロキ』
第3章 共同生活の始まり

シャワーを済ませ、髪を乾かす。


リビングにヒロキが居るので、そこで着替えるわけにもいかず、仕方なく洗面所で出勤用の服に着替えた。


バスルームから出ると、ヒロキはまだ寝ていた。


アタシはキッチンに行き、軽めの朝食を2人分用意した。


近所のパン屋さんでいつも買っているお気に入りのクロワッサン。


牛乳をたっぷり注いで作るカフェオレ。


あとはサラダと目玉焼き。


アタシの朝の定番メニューだ。


それらをテーブルに運んでいると、ようやくヒロキも目を覚ました。
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