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『ヒロキ』
第3章 共同生活の始まり
電話が終わって部屋に戻ろうとしたけれど、さっきのキスを思い出してしまい、改めて恥ずかしくなる。
何だか気まずくて、アタシはトイレに入ったフリをして少し気持ちを落ち着かせてから部屋に戻った。
すると、ヒロキがベッド脇に寄りかかって少し拗ねたような顔をしてこちらを見た。
「…誰から?」
「…え?…あ、ユウジさん…」
「ユウジさんって?」
「あ、えっと…あのカラオケ店の店長さんだけど…?」
「…もしかして、カウンターにいた、あの男?」
「う、うん…」
「へぇ~…。つか、彼氏とか?」
「はっ?!ちっ、違うからっ!!///」
そう言うと、ヒロキは一瞬だけ疑惑の眼差しを向けた後、少しだけ微笑むと、頭の後ろで手を組み、わざとらしく溜め息をついた。
「あ~あ、せっかくさっきミオちゃんといい感じだったのになぁ~。残念(笑)」
(っ!!///)
アタシの顔がまたしても赤くなってしまう。
そんなアタシの腕をヒロキが掴みグッと引き寄せる。
「…続き、しよっか?」
耳元で吐息混じりに囁かれ、心がぐらつきそうになった。
またもやヒロキの雰囲気に飲まれそうになったアタシは、慌てて顔を離すとヒロキの耳を思い切り引っ張ってやった。
「いって!!」
「調子に乗るなっ!!///」
何だか気まずくて、アタシはトイレに入ったフリをして少し気持ちを落ち着かせてから部屋に戻った。
すると、ヒロキがベッド脇に寄りかかって少し拗ねたような顔をしてこちらを見た。
「…誰から?」
「…え?…あ、ユウジさん…」
「ユウジさんって?」
「あ、えっと…あのカラオケ店の店長さんだけど…?」
「…もしかして、カウンターにいた、あの男?」
「う、うん…」
「へぇ~…。つか、彼氏とか?」
「はっ?!ちっ、違うからっ!!///」
そう言うと、ヒロキは一瞬だけ疑惑の眼差しを向けた後、少しだけ微笑むと、頭の後ろで手を組み、わざとらしく溜め息をついた。
「あ~あ、せっかくさっきミオちゃんといい感じだったのになぁ~。残念(笑)」
(っ!!///)
アタシの顔がまたしても赤くなってしまう。
そんなアタシの腕をヒロキが掴みグッと引き寄せる。
「…続き、しよっか?」
耳元で吐息混じりに囁かれ、心がぐらつきそうになった。
またもやヒロキの雰囲気に飲まれそうになったアタシは、慌てて顔を離すとヒロキの耳を思い切り引っ張ってやった。
「いって!!」
「調子に乗るなっ!!///」