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『ヒロキ』
第3章 共同生活の始まり

「電話遅くなってごめん!オレ、今から休憩でさ(笑)」


「そうなんだ(笑)お疲れ様(笑)」


「ミオちゃんはもう夕飯とか済ませた?」


「うん。さっき済ませたよ。」


「そか(笑)…ところでさ、明日って仕事?」


「ううん、休みだよ。どうして?」


「あ、いや(笑)ちょっと話したい事とかあってさ。こないだの事とか…色々(笑)良かったら、久々に飯でも食いに行かない?」


「あ、うん!いいよ。ってゆうか…何か、誘わせちゃってごめんね(笑)アタシの方がこないだのお詫びに誘わなきゃなのに…。」


「いいって!(笑)そんな気にしなくて。ミオちゃんと休みが被るなんてめったにないしさ!オレはミオちゃんが来てくれれば、それでオッケーだから(笑)」


「あはは(笑)ありがと(笑)」


(ユウジさん、アタシに気を遣わせないように…。ほんと、優しいな。)


それからアタシたちは、明日のお昼頃に会う約束をして電話を切った。

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