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お姫様はドラゴンにさらわれました
第6章 ドラゴン幼女

私は背中の縄を見せた。
少女は小さな手で解こうとしたが上手くいかず、最後は口から火を出して焼ききった。
竜人族ってすぐに火に頼るクセでもあるんだろうか。
火傷しなかったからいいけど。
痺れている腕を動かしながら私は尋ねた。
「もしかして、朝食を作ってくれたのもあなた?」
少女は緊張気味に頷いた。
「は、はいっ! エレーレ、作ったです! ヒールダートお兄ちゃん、す、す、好きな人、つれてくるって。だ、だから、エレーレ、がんばったです!」
少女は小さな手で解こうとしたが上手くいかず、最後は口から火を出して焼ききった。
竜人族ってすぐに火に頼るクセでもあるんだろうか。
火傷しなかったからいいけど。
痺れている腕を動かしながら私は尋ねた。
「もしかして、朝食を作ってくれたのもあなた?」
少女は緊張気味に頷いた。
「は、はいっ! エレーレ、作ったです! ヒールダートお兄ちゃん、す、す、好きな人、つれてくるって。だ、だから、エレーレ、がんばったです!」

