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お姫様はドラゴンにさらわれました
第7章 ぺろぺろ2
私の頭をつかむ手に力がこもる。

「くっ」

ヒールダートが微かに呻いた。

どくん、と熱が脈打つ。

口の中に生臭いものが広がり、私はペニスごとそれを吐き出した。

「げほっ! げほげほっ!」

手をついて少しでも口から出そうとする。
胃の中まで蝕まれるような恐怖だった。
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