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お姫様はドラゴンにさらわれました
第3章 自分の体に素直になりましょう
プリンセスである私の頭に触れることが出来る人間は限られていたし、可能な人たちも撫でてくれることはなかった。

少し緊張がほぐれている自分に気づいて慌てる。

そもそも私をこんな酷い目にあわせているのはヒールダートだ。
こいつの腕にほっとしてどうする。

「今度は優しくしますからね」

再び触れた指は、包皮の上からだった。

「んっ……はぁっ……」

そこを捏ね回されると、どうしていいかわからなくなる。
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