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お姫様はドラゴンにさらわれました
第3章 自分の体に素直になりましょう
「くぅんっ!」

ある箇所を指先がかすめた時、顎がのけぞった。

ヒールダートが微かに笑う。

「ポイントめーっけ」

「あっ! やぁっ! そこばっかりだめぇ!」

小刻みに出し入れされて、良いところばかり擦られる。

認めたくなくても、そこはびしょ濡れだった。

「二本目、入れますね」

わずかに入り口がきしんだが、痛みはない。
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