この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
姫はひそやかに咲き乱れる~戦国恋華【れんか】~
第3章 転機
 入輿に際して母から贈られた〝万葉集〟をめくっていた徳姫の手がはたと止まった。有職古切で装丁を施した美しい綴り本は、母の生家三条家所蔵のものであったが、母が月山に嫁す前、祖父の三条中納言から贈られたものだと聞いている。
 しかし、本を読んでいるように見えても、実のところ、徳姫はただ文字の羅列を眼で追いかけているだけで、意識はまったく別のところにあった。とても書見などに集中できる状態ではない。
/401ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ