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姫はひそやかに咲き乱れる~戦国恋華【れんか】~
第4章 花冷え
「降ってきましたね。道理で冷えるわけだ」
 のんびりとした口調でそんなことを言う。
 雪は次第に烈しさを増してゆく。彼の髪に幾ひらかの雪が降りかかり、それが溶けて、まるで黒い髪に透かし模様の入った薄い紗の布がかかったようだ。
「花冷えというのも、なかなか風流なものです」
 邦柄は仰のけていた顔を動かし、徳姫を見た。
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