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剣道少女の憂鬱
第19章 恥辱の連鎖
―――…
校舎の屋上から双眼鏡で女生徒を物色していた鹿沼が気まぐれに振り向いた時、隣の校舎の外階段に人影を見つけた。
(あんな所で何をしているんだろう?三人のうち一人は女みたいだけど…も、もしかして乱交でも始まるのかな!?)
倍率を上げて双眼鏡を覗くと、
(あれは…確か都の妹じゃないか。ちぇっ!面白いことにはならなそうだな)
彼女が剣道の有段者で超が付くほど真面目なことを知っている鹿沼は興味を無くして一度は双眼鏡を下ろした。
(いや、待てよ…)
もし揉め事を起こしてくれれば都を落とす材料になるかもしれないと考え直し、そして――――…
校舎の屋上から双眼鏡で女生徒を物色していた鹿沼が気まぐれに振り向いた時、隣の校舎の外階段に人影を見つけた。
(あんな所で何をしているんだろう?三人のうち一人は女みたいだけど…も、もしかして乱交でも始まるのかな!?)
倍率を上げて双眼鏡を覗くと、
(あれは…確か都の妹じゃないか。ちぇっ!面白いことにはならなそうだな)
彼女が剣道の有段者で超が付くほど真面目なことを知っている鹿沼は興味を無くして一度は双眼鏡を下ろした。
(いや、待てよ…)
もし揉め事を起こしてくれれば都を落とす材料になるかもしれないと考え直し、そして――――…