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剣道少女の憂鬱
第19章 恥辱の連鎖
カン、カン、カン…
ふいに、階段を上る靴音が聞こえてきた。
サヤは慌てて起き上がり、散らばったままの制服をかき集める。
(着ている暇はない、とりあえず中へ…)
非常口のドアをそっと開けようとしてノブが回せないことに気づく。
(カギがかかっている!?)
カン、カン、カン…
近づく足音…
急いでシャツを羽織るが、サラシを巻いていないせいでボタンをとめるどころか乳首を隠せているかさえ怪しい。
(ダメだ、間に合わない…!)
咄嗟にサヤはサラシとブレザーを胸に抱え、腹と太ももでスカートを挟んでしゃがみこんだ。
ふいに、階段を上る靴音が聞こえてきた。
サヤは慌てて起き上がり、散らばったままの制服をかき集める。
(着ている暇はない、とりあえず中へ…)
非常口のドアをそっと開けようとしてノブが回せないことに気づく。
(カギがかかっている!?)
カン、カン、カン…
近づく足音…
急いでシャツを羽織るが、サラシを巻いていないせいでボタンをとめるどころか乳首を隠せているかさえ怪しい。
(ダメだ、間に合わない…!)
咄嗟にサヤはサラシとブレザーを胸に抱え、腹と太ももでスカートを挟んでしゃがみこんだ。