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剣道少女の憂鬱
第2章 ラッキーハプニング
鷹月鞘(サヤ)は、鹿沼学園の剣道部に所属する二年生だ。
凛々しく整った美貌にピンと伸びた背筋とストイックな雰囲気は、美少女というより美少年剣士というイメージである。
好みとはかけ離れているのに、熊谷はそんな彼女に入学当初から妙に惹かれていた。
しかしサヤは成績こそ芳しくないが品行方正で、指導と称してセクハラしようにもなかなか口実がみつからない。腕っぷしも強く泣き寝入りするタイプでもないから無理やり襲うわけにもいかず、熊谷は一年以上も指を咥えて彼女を見守るしかなかったのだ。
凛々しく整った美貌にピンと伸びた背筋とストイックな雰囲気は、美少女というより美少年剣士というイメージである。
好みとはかけ離れているのに、熊谷はそんな彼女に入学当初から妙に惹かれていた。
しかしサヤは成績こそ芳しくないが品行方正で、指導と称してセクハラしようにもなかなか口実がみつからない。腕っぷしも強く泣き寝入りするタイプでもないから無理やり襲うわけにもいかず、熊谷は一年以上も指を咥えて彼女を見守るしかなかったのだ。