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限界Lovers
第12章 遥斗の過去
「してないしてない」


ククッと笑うとみなみはやっぱりバカにしてると怒る。
怒った様子も可愛い…なんて思いながらみなみにデレデレな自分が今さら可笑しい。
でも満更じゃない。


「みなみ」


「ん?」


「俺みなみに出会えて良かったよ」





多分こんな風に愛せるのはみなみだからで、俺にはこの先みなみ以上に好きになれる子はいないと思う。


世の中には沢山のカップルや夫婦がいる。
その形はみんな違っていいと思うし思い合う気持ちに優劣はないけれど…


「この子だ!」って…自分にしっくりくる相手に出会えた俺はラッキーだって思わずにはいられない。


例えば大学時代の彼女と続いていてもこんな気持ちになることはなかっただろう。


今までの出来事で俺になったんじゃなくて、みなみだから今の俺なのかもしれない。


腕の中のみなみを抱き寄せたらそんな風に思えた。


「………」


「…みなみ?泣いてるの?」


「だって…遥斗が変なこと言うから…」


「ハハっ、泣き虫」


みなみの頭をぐりぐり撫でるとみなみがしがみつく。
零れた涙が胸に落ちて、それさえ愛しかった。


この子を一生守っていこうと思った。





「…んっ」


キスは唇から全身に周る。
みなみは相変わらずビクビク跳ねて熱を帯びた声を
漏らす。


乳房を揉みながら先端を口に含むと初めてみなみが大きく鳴いた。


「あっ!!」


快感に震えるみなみ。
敏感な子は攻め甲斐があって本当に愉しい。
そして大きな胸は柔らかくて…


夢中で胸を舐めていると髪に何かが触れた。
それはみなみの手で…


「…遥斗赤ちゃんみたい」


ゆるゆるとみなみが俺の髪を撫でる。
それが気持ち良くて…


「………」



すごく恥ずかしい。


「…赤ちゃんはこんなことしないだろ?」


右手を脚の間に差し込むと既にヌルヌルと濡れていた。


「それともみなみは赤ちゃんにおっぱい吸われると濡れちゃう?」


「あんっ!意地悪!赤ちゃんに吸われたことなんかないから分かんないよ」


「そうだよな…それはもう少し先でいいよ。まだしばらくは俺だけのもの」


ヌルヌルを手に纏わりつかせ、脚を開いてみなみの好きな突起を捏ねる。


「んっ…んっ…」


みなみの手に力が入った。



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