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第4章 隣人

ーーーーその頃。



「ない！やっぱないよ落としちゃったのかな…」


「だからさー、みなみの気持ちは嬉しいけど俺の寝顔写真とか持ち歩くのやめてくんない？」


「だって…寝てる遥斗可愛いんだもん」


「…みなみの気持ちは嬉しいんだけどさ、他の人に見られたら恥ずかしいだろ？」


「遥斗だってみなみの写メいっぱい持ってるの知ってるんだからね」


みなみとおでこをくっつけ合ってグリグリする。


「それにいつでも本物見れるんだからいいじゃん」


「んー、でも仕事の休憩中とか見たくなるの」


「みなみ…」



朝から二人でイチャイチャしてると会社なんか行きたくなくなる。


「それにしても…どこ行っちゃったんだろうな」


「どこ行っちゃったんだろね？」









……どこに行っちゃったんでしょうね！？