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ビターチョコレート
第5章 愛しさと背徳の背中合わせ。
そんな夫とは恋愛結婚だった。
その当時、
私が通っていた美容室に、
カリスマ店員として、
夫の隆司が働いていた。
OLだった私は、
友達とそこに行ったのが、
始まりだった。
初対面の隆司は、
ソフトな感じで仕事熱心で、
いろいろ髪の悩みとかの相談には乗るが、
やりたい髪型を相談すると、
「髪質がありますから、
これは無理ですね」
と、ハッキリ言う男だった。
正直、
その場は、客と店員以外の感情もなく、
美容師として好感は持てても、
実際、好みのタイプではないから、
気にも止めなかった。
その当時、
私が通っていた美容室に、
カリスマ店員として、
夫の隆司が働いていた。
OLだった私は、
友達とそこに行ったのが、
始まりだった。
初対面の隆司は、
ソフトな感じで仕事熱心で、
いろいろ髪の悩みとかの相談には乗るが、
やりたい髪型を相談すると、
「髪質がありますから、
これは無理ですね」
と、ハッキリ言う男だった。
正直、
その場は、客と店員以外の感情もなく、
美容師として好感は持てても、
実際、好みのタイプではないから、
気にも止めなかった。