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ビターチョコレート
第5章 愛しさと背徳の背中合わせ。
アユとこうして話しているだけでも、
罪の意識から解放されて、
仕方がなかったんだって、
そう強く思えた。
「マリちゃん、
マリちゃんは元々キレイよ。
でもね、出会った頃のマリちゃんより、
今のマリちゃんの方がキレイ。
レンと付き合う様になってからの
マリちゃんは垢抜けたよ。
恋は必要だね」
「アユちゃん‥‥‥」
「マリちゃんは、私の憧れになった。
不倫をしていても、ブスは沢山居るわ。
こんな事を言うと悪口なんだけど、
本当にセックス依存症でさ、
男を漁っているような女って、
どこか卑しいっていうか?
自分をモテているって勘違いしてる女?
そういうの飢えた女豹みたいで、嫌だわ。
テリトリーを荒らされそうで」
アユちゃんはイタズラな笑いをする。
「不倫はどっちにしても、悪いわ。
でも、卑しい女になりたくないわ」
「そうね。
アリサみたいなね」
二人は、目を合わせて笑った。
罪の意識から解放されて、
仕方がなかったんだって、
そう強く思えた。
「マリちゃん、
マリちゃんは元々キレイよ。
でもね、出会った頃のマリちゃんより、
今のマリちゃんの方がキレイ。
レンと付き合う様になってからの
マリちゃんは垢抜けたよ。
恋は必要だね」
「アユちゃん‥‥‥」
「マリちゃんは、私の憧れになった。
不倫をしていても、ブスは沢山居るわ。
こんな事を言うと悪口なんだけど、
本当にセックス依存症でさ、
男を漁っているような女って、
どこか卑しいっていうか?
自分をモテているって勘違いしてる女?
そういうの飢えた女豹みたいで、嫌だわ。
テリトリーを荒らされそうで」
アユちゃんはイタズラな笑いをする。
「不倫はどっちにしても、悪いわ。
でも、卑しい女になりたくないわ」
「そうね。
アリサみたいなね」
二人は、目を合わせて笑った。