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ビターチョコレート
第5章 愛しさと背徳の背中合わせ。

「寂しいから、
依存して話し相手を探したんだろ?」
「うん」
「俺もそうだったよ。
でも、今はマリが居る。
お互い寂しくなくなっただろ?
お友達探して、
沢山居れば寂しくないとか、
傷を舐め合うとかって、
俺は苦手。
そんな相手は一人居たらいい。
他を望まない。
マリが居たらいい」
「私もよ」
「なら、
俺に依存しろ」
「うん」
もう、
十分、依存してる‥‥よ。
「強制はしないよ。
でも、いつまでもチャツトをして抜けられなくなるより、
俺はマリに傍に居て欲しい」
「バカね。
もう、とっくに依存してる。
許されるなら‥‥‥
ずっと一緒に居たい」
「可愛いね。
マリ。
押し倒したくなるよ」
夕暮れのカフェテラス。
訳ありの男女がイケナイ会話で、
逢瀬を盛り上げる。
理想と現実は違うのに。
理想を重ねて夢を語る。
時が止まってしまえばいいのに‥‥‥‥
罰当たりだけど、
今この瞬間、
世界が滅びても、幸せに思うだろう‥‥‥‥
依存して話し相手を探したんだろ?」
「うん」
「俺もそうだったよ。
でも、今はマリが居る。
お互い寂しくなくなっただろ?
お友達探して、
沢山居れば寂しくないとか、
傷を舐め合うとかって、
俺は苦手。
そんな相手は一人居たらいい。
他を望まない。
マリが居たらいい」
「私もよ」
「なら、
俺に依存しろ」
「うん」
もう、
十分、依存してる‥‥よ。
「強制はしないよ。
でも、いつまでもチャツトをして抜けられなくなるより、
俺はマリに傍に居て欲しい」
「バカね。
もう、とっくに依存してる。
許されるなら‥‥‥
ずっと一緒に居たい」
「可愛いね。
マリ。
押し倒したくなるよ」
夕暮れのカフェテラス。
訳ありの男女がイケナイ会話で、
逢瀬を盛り上げる。
理想と現実は違うのに。
理想を重ねて夢を語る。
時が止まってしまえばいいのに‥‥‥‥
罰当たりだけど、
今この瞬間、
世界が滅びても、幸せに思うだろう‥‥‥‥

