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ビターチョコレート
第1章 抱かれ上手。
情事が終わり、
ホテルから駅まで歩く。
勿論、
レンとは別々にホテルから出て、
レンが先を歩き、
私はレンの後ろを歩く。
オレンジ色の夕焼けが、
彼を照らす時、
いつも寂しい気持ちを押し殺して、
ただただ、あなたの後ろを歩く。
駅に着き、
私を見送るレン。
「またな。
気をつけて帰れよ」
「うん」
人目を盗んでキスをする。
「愛してる」
「うん」
また、次の約束まで‥‥
私は振り返らず、
改札を潜る。
レンとは‥‥
永遠にに反対方向にむかって、
歩いてゆく。
ホテルから駅まで歩く。
勿論、
レンとは別々にホテルから出て、
レンが先を歩き、
私はレンの後ろを歩く。
オレンジ色の夕焼けが、
彼を照らす時、
いつも寂しい気持ちを押し殺して、
ただただ、あなたの後ろを歩く。
駅に着き、
私を見送るレン。
「またな。
気をつけて帰れよ」
「うん」
人目を盗んでキスをする。
「愛してる」
「うん」
また、次の約束まで‥‥
私は振り返らず、
改札を潜る。
レンとは‥‥
永遠にに反対方向にむかって、
歩いてゆく。