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ビターチョコレート
第4章 ビターチョコレート

イヴに会えなくても、
お互い、都合良く割り切る。
私の本当の顔は、主婦であり母親。
もうすっかりサンタなんか、
信じていない息子でも、
クリスマスプレゼントとケーキ。
ご馳走を楽しみにしてる。
私はイヴの日は、仕事帰りにケーキとチキンを買う。
夫は息子にプレゼントを買い、
真っ直ぐ家に帰る。
家族三人で乾杯をして、
チキンを頬張り、ケーキを食べて過ごす。
息子が眠ってから、
部屋にプレゼントを置きにゆく。
そういう過ごし方もある。
レンも奥さんと二人で過ごす。
私達は好き合っていても、
この日は一緒に居られない。
だから‥‥‥‥
今は‥‥‥
恋人達のクリスマスを過ごす。
キスを交わして、
ベッドに身体を沈める。
「レン、
ドキドキするね」
「もっと、ドキドキしょう」
深く深くキスを交わす。
お互い、都合良く割り切る。
私の本当の顔は、主婦であり母親。
もうすっかりサンタなんか、
信じていない息子でも、
クリスマスプレゼントとケーキ。
ご馳走を楽しみにしてる。
私はイヴの日は、仕事帰りにケーキとチキンを買う。
夫は息子にプレゼントを買い、
真っ直ぐ家に帰る。
家族三人で乾杯をして、
チキンを頬張り、ケーキを食べて過ごす。
息子が眠ってから、
部屋にプレゼントを置きにゆく。
そういう過ごし方もある。
レンも奥さんと二人で過ごす。
私達は好き合っていても、
この日は一緒に居られない。
だから‥‥‥‥
今は‥‥‥
恋人達のクリスマスを過ごす。
キスを交わして、
ベッドに身体を沈める。
「レン、
ドキドキするね」
「もっと、ドキドキしょう」
深く深くキスを交わす。

