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みんな同じ空の下
第10章 遭遇
「…レンカ、その娘は何だ」
「一人で山を歩いていたので声を掛けたんです。お腹も空かせているようですし、私達と食事を共にしてもよろしいでしょうか?」
レンカに肘で突かれ、リノは頭を下げた。
「リノ・メイと申します」
「リノ、この方がシバ様だよ」
レンカから男の名を教えられ、リノは改めてシバを見た。
リノよりは年上だろうが、まだ若いシバは背が高く、筋肉質な体をしている。リノはどこかで彼と会ったような気がした。
「…俺はシバ・スニヤだ。腹が減っているのだろう?飯を食うなら早く来い」
「一人で山を歩いていたので声を掛けたんです。お腹も空かせているようですし、私達と食事を共にしてもよろしいでしょうか?」
レンカに肘で突かれ、リノは頭を下げた。
「リノ・メイと申します」
「リノ、この方がシバ様だよ」
レンカから男の名を教えられ、リノは改めてシバを見た。
リノよりは年上だろうが、まだ若いシバは背が高く、筋肉質な体をしている。リノはどこかで彼と会ったような気がした。
「…俺はシバ・スニヤだ。腹が減っているのだろう?飯を食うなら早く来い」