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みんな同じ空の下
第27章 身分
リノが邸に戻ったのは、亥の刻だった。
ハクトはすでに夕餉も済ませ、書室で書き物をしていた。
「…ハクト。只今戻りました」
リノが書室に入って挨拶すると、ハクトは穏やかな表情で頷いた。
「ああ、リノ。随分遅かったな。楽しめたか?」
「…」
「…リノ?」
思い詰めたように唇を噛み締めるリノを、ハクトは怪訝そうに見た。
「リノ、どうした?」
「…ハクト。咬龍団が、建国祭の祭事行進で陛下を殺害するとの情報を手に入れました」
リノの報告に、ハクトは筆を動かす手を止めた。
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