この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
みんな同じ空の下
第28章 深夜の会談
歳も近いクガとタセムは旧知の仲なのだろうと、リノは会話から察した。
「…まあ、咬龍団のことが終わったら呑みにでも行くことにしましょう。そうだ、ハクト様とキオ殿もいかがです?」
クガが酒盃を持つような仕草をすると、ハクトは呆れたように軽く溜め息を吐いた。
「私は良いが、キオは下戸だ。一杯でくだを巻き始めるぞ」
クガが「ははっ」と愉快そうに笑う。
「キオ殿。男たるもの、酒ぐらいは呑めないと」
「はあ…」
そうは言われても、下戸が急に酒が呑めるようになるわけがない。
リノは曖昧に返事をするに留めた。
「さて、俺も朝までに護衛の編成を練り直さねばなりません。申し訳ありませんがここで失礼します」
「ああ、ではな」
城門でクガと別れ、ハクトと共に邸へ戻ったリノは、翌日に向けてすぐに自室で眠りについた。
/445ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ