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みんな同じ空の下
第33章 最後の夜
「…別に、いいでしょう。こちらの格好の方が慣れていますし」
「相変わらず強情だな。…もっとこちらへ来たらどうだ」
シバは見たこともないような穏やかな顔をしていた。
死刑を前に悟りを開いたのかと思わせるような優しい表情だ。
その表情に引き付けられるようにリノがシバに近付くと、そのまま抱き寄せられた。
「…っ、シバ…っ」
「なんだ」
「なんだ…、って…」
リノの腰回りを、シバの手が撫で回している。
その手が胸を揉み始めると、リノの息遣いが熱く、色気をはらんだものに変わった。
「相変わらず強情だな。…もっとこちらへ来たらどうだ」
シバは見たこともないような穏やかな顔をしていた。
死刑を前に悟りを開いたのかと思わせるような優しい表情だ。
その表情に引き付けられるようにリノがシバに近付くと、そのまま抱き寄せられた。
「…っ、シバ…っ」
「なんだ」
「なんだ…、って…」
リノの腰回りを、シバの手が撫で回している。
その手が胸を揉み始めると、リノの息遣いが熱く、色気をはらんだものに変わった。