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夢のうた~花のように風のように生きて~
第5章 《花塵》
 お千香の胸にたとえようもない不安が押し寄せた。もしや普請場で徳松の身に何かあったというのだろうか。
 徳松は現在、町人町の京屋という呉服太物問屋の改築工事に携わっている。京屋の主人市兵衛はなかなかのやり手の商人と評判だが、市兵衛の母おきよのための隠居所として使う部屋を新たに建て増すというので、留造率いる大工たちが毎日、京屋に出向いている。
「それがな」
 と、男はお千香の興味を引くように、思わせぶりな言い方で口をつぐんだ。
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