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夢のうた~花のように風のように生きて~
第6章 あとがき
何はともあれ、そういった話は書いたことがあっても、両性具有の子が主人公というのは初の挑戦なのです。でも、色々と書きたいシーンは、例えば、定市がお千香の産着を握りしめて泣くシーンとか、子どもの玩具をたくさん抱えて帰るシーンとかは、お千香が男では書けない―笑。なので、主人公のお千香の設定をどちらとも決めかねて書き始め(私としては、実は男だった女として書く気でした)たのですが、やはり、少し難しくても当初の予定どおり両性具有でいこうと途中ではっきりと決めました。
情熱的なシーンも多く、これまでの私の作品とは明らかに違う雰囲気に仕上がっていると思います。ただ、私はいったん取り組んだからには、官能的なシーンばかりの官能小説で終わらせたくはありませんでした。それでは、書いている意味がないと思うからです。
そういうわけで、その何かを織り込んだつもりなのですが、いかがでしたでしょうか。
度を過ぎたものであれ、定市は定市なりの愛し方でお千香を愛していたのだと、私は考えています。ただ、お千香が定市の愛し方を理解できず、受け容れることができなかったのもまた当然のことでしょう。
それでは、今回もありがとうございました。
東めぐみ拝
桜咲く佳き日に
二〇〇八年四月吉日
☆ これは本作品完成時に書いたものです。☆
情熱的なシーンも多く、これまでの私の作品とは明らかに違う雰囲気に仕上がっていると思います。ただ、私はいったん取り組んだからには、官能的なシーンばかりの官能小説で終わらせたくはありませんでした。それでは、書いている意味がないと思うからです。
そういうわけで、その何かを織り込んだつもりなのですが、いかがでしたでしょうか。
度を過ぎたものであれ、定市は定市なりの愛し方でお千香を愛していたのだと、私は考えています。ただ、お千香が定市の愛し方を理解できず、受け容れることができなかったのもまた当然のことでしょう。
それでは、今回もありがとうございました。
東めぐみ拝
桜咲く佳き日に
二〇〇八年四月吉日
☆ これは本作品完成時に書いたものです。☆