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夢のうた~花のように風のように生きて~
第5章 《花塵》
「いえ、そういうことでは」
 お千香は蒼白な顔で応えた。
 酷薄な光を宿した眼がお千香を射貫くように見据えてくる。定市のねっとりとした視線がお千香の腹部に注がれていた。
 美濃屋に戻ってひと月余り、六月(むつき)に入った腹の赤ん坊は順調に育ち、お千香の腹も外からでもはっきりと判るようになった。時折、赤子が腹を蹴るのも自覚できるほどだ。
 お千香は、我知らず身体が震え始めた。
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