この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
喘ぐなら、彼の腕の中で
第19章 心を繋げて

「おい、まだだ」
「……っ…あ…あ…っ」
「まだイくなよ」
~~~だったらその指止めてよ!
って言えないのは、気持ち良すぎて続けてほしいから。
顔を脚の間に埋めた莉央が、蕾を強く吸いながら
指を中心の奥まで侵入させて、かき回すように上下させる。
……こ、これだけしておいて
イくなって拷問でしょ……!!
「……っん…はっ…んん…!」
「キツいな。締めすぎ」
「……や、…ねぇ…っもう無、理……っ」
莉央は溜息をついて指を抜くと、そのままぺろっと舐めて私を見下ろした。
「……はぁっ……
なんでダメなの……?」
もう、寸前まできてたから
全身がガクガクして、涙目で莉央を見つめる。
「いつもは何度も先にイかせるくせに…」
「今日は同時がいいから」
開脚した右膝に、莉央は優しくキスを落とす。
「お前を絶頂の手前までにしておかないと、俺が先に放っちまうだろ」
「………っ」
「好きな女を抱くって……
こんなにも自制できなくなるものなんだな」

