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喘ぐなら、彼の腕の中で
第25章 ☆*♪ X’mas short short ♪ *☆

………綾瀬沙月
何度目かの心肺停止。
原因は、彼氏・宮本莉央に
キュン死寸前の心臓を、鷲掴みにされた為。
「……っ う…」
「はいはい、泣かないの」
溜息を漏らした莉央が、私の背中をポンポンと叩く。
もう、私は単なる泣き虫だ。
当日まで1週間あるっていうのに、感激しすぎて涙が止まらない。
「り、莉央~~~」
「それ以上泣くと襲うぞ」
「……す、好き……」
「………!」
「もう、大好き……っ」
堪らなくなって、これでもかってくらいの力で莉央の首にしがみつくと
そのまま抱き抱えられて、ベッドに倒された。
「俺も、沙月を愛してるよ」
「~~~~!!」
「足開いて。
なんか、一気にキたからすぐ挿れる」
「……ま、待って……っ」
「待てない」
聖なる夜に、夜空を飛び回るサンタのおじさん
大人の私にも、プレゼントを届けてくるなら
“ 愛してる ” をサラリと言ってしまう、極上彼氏に対応できるような
強靭なハートを、どうかお与えください……
☆X’mas short short
~莉央と沙月~ おしまい♡

