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水は低きに流れる
第5章 流れを止めて


「お前からして」



顔を近づけて唇を寄せる。

唇を啄むようにキスをして舌を差し込む。

許してほしくて、好きなことを伝えたくて愛おしむようにキスをする。

岩崎さんも応えてくれてる。


グイッ!

手が後頭部に添えられた…
と思ったら髪を掴まれて引かれた!


痛い!


「ぅんっ!」

「こんなエロいキスしたんだ?」


後ろに引っ張られて顎を突き出す形に顔を反らされる。


「そんなに佐藤の友達が気に入ったわけ?」

「?」

「佐藤が言ってたよ『俺の友達のことが好きになってた』ってさ」

「…あの…」

「俺のこと好きって言ってなかった?」



髪が引っ張られて痛いけど少し頷く。



「岩崎さんだけがいいです・・・」

「そう?」

「あの時は、薬で途中から訳分かんなくて…」

「今は?」



今?



「俺だけのものって言える?」



岩崎さんの目を見て頷くと髪を掴む指の力が緩んだ。


「本当?」


もう一度、はっきりと頷くと腕の中に引き寄せて優しく抱きしめられた。

愛おしく何度も頭を撫でられると胸の中が熱くなってくる。



「俺に従順になれる?」

「はい」


クスッと鼻で笑った。



「イイコだ」   



この言葉を聞くと、嬉しいような満たされたような気持ちになって言われるがままに何でもしてしまいそうになる。




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