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水は低きに流れる
第2章 嫌がらなくて
気がつけば自分から舌を絡めて貪るようにキスをしていた。

岩崎さんの腰が早くなる。

「ぁ・・・、あ・・・っ、んんっ」


与えられる快感はすでに許容範囲を超えている気がする。

零れる涙を唇で掬われた。


「・・・っく、ぅ・・・ん、ああっ」

「中で出していい?」



耳元で少し苦しそうな声で囁かれる。

私の返事を伺っているのがわかる。

こくんと頷くと腰の動きは速くなり、打ちつけられる快感に一気に体が熱くなる。


「おねが・・・い、岩・・・崎さ・・・、名前・・・あぁっ、んっ、名前呼んで・・・」


岩崎さんが私を抱きしめる手に力が入る。


「・・・ん・・・」


時々、聞こえる苦しそうに鼻から漏れる息が耳にかかって、その色っぽい吐息に愛おしくなる。


「あ、あ―――っ、も、やぁ・・・、また・・・あああっ」


もう何度目かの絶頂の波が襲ってきた。

鼻から漏れる岩崎さんの息づかいで同じように絶頂が近いことがわかる。

何も考えられなって快感に身を委ねようとした瞬間



「名前は呼ばないよ」


耳元ではっきりと言われた。


「え・・・、ああ・・・っ、やあぁぁ・・・んんっ!」


突然突き放すように言われて、みぞうちがキュッとなった。

なのに体には悦楽に悶えて心と体が別々になってるみたい。

大きく何度も痙攣するみたいに震えて受け入れていく。


「あ―――っ、あああっ、やだ・・・やああっ」

「くっ・・・」


最奥で熱が放たれて内側がビクビクとしている。

体が満たされているのに、どこかで胸が苦しい。
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