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愛すバー
第8章 モモ愛すバー
この日のカウンターは賑やかだった。
金田さんが張り切って響さんと盛り上がってくれたからだ。
私は彼に聞きたい事を金田さんが一人で全部聞いてくれ、私はテーブル席のサラリーマン達の注文の料理をしながら気のない素振りで響さんが応える事を全部覚えた。
青森の出版会社から東京の本社に栄転になった事
年齢は37歳だが見た目が若く見られる事を気にしている事
ここから5分もかからないマンションに一人暮らししている事
結婚歴がない事
現在付き合っている女性もいない事
好きな女性のタイプは落ち着いた女性で髪が長い事
魚が好物な事
趣味はつりなど...
初めてなのによく金田さんもあれこれと聞いてくれたものだ。
正直ちょっと感謝した。
金田さんが張り切って響さんと盛り上がってくれたからだ。
私は彼に聞きたい事を金田さんが一人で全部聞いてくれ、私はテーブル席のサラリーマン達の注文の料理をしながら気のない素振りで響さんが応える事を全部覚えた。
青森の出版会社から東京の本社に栄転になった事
年齢は37歳だが見た目が若く見られる事を気にしている事
ここから5分もかからないマンションに一人暮らししている事
結婚歴がない事
現在付き合っている女性もいない事
好きな女性のタイプは落ち着いた女性で髪が長い事
魚が好物な事
趣味はつりなど...
初めてなのによく金田さんもあれこれと聞いてくれたものだ。
正直ちょっと感謝した。