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第8章 モモ愛すバー

暖簾を終って、響さんに煮付けとご飯と味噌汁と御新香まで添えて出した。




瓶ビールは響さんの隣で立ちながら栓を抜き酌をしてあげた。




すると、




「光代さんも座ってください」




と瓶ビールを私から取り上げた。




「そうね、お言葉に甘えて」




そう応えて彼の隣に腰掛けグラスを差し出した。




コポコポと白い泡を軽く立てながらそれは並々に注がれた。