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愛すバー
第8章 モモ愛すバー
「縁を繋げるか切るかは自分の選択だ。私は自分から切ってしまった。でもまた人は出会う。沢山の縁が必ずいつも訪れている」
「そうかしら?私なんて全然...」
「そりゃ、気づいてないだけかもしれない」
光代さんはクスリと笑った。
「頼子さん、あんたはもう少し自分を大事にした方が良い。人生は一度きりもう若くないからといって諦めることはない。一寸先は闇というが一寸先は光かもしれない」
私は少し考えた。
光代さんはきっと私をやっぱりお見通しなんだと感じた。