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愛すバー
第12章 エピローグ~愛すバー~
久松 頼子
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午前0時の都内のホテル。
窓から見える夜景にはスカイツリーが良く見える。
ウットリと堪能したい気持ちがあるが、ドキドキと高鳴る鼓動がそれを邪魔していた。
「頼子さん、どうぞ」
シャンパングラスにゴールドに輝く美しい飲み物を差し出してくれたのは淳一さんだ。
淳一さんと再会して三ヶ月。
私達は交際を始め、今日いよいよという日なのだ。