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第2章 バニラ愛すバー

「ヘイ、ガール」



そう言って、ベッドに腰掛けていた私の頭を撫で回す。



目の前には白いニョロニョロが揺れていた。



私が下から米兵の顔を見ると彫りが深い瞳の奥が優しく光った。



米兵は私の腰に手を回しながら隣に腰掛ける。



米兵の体重で身体が傾き凭れるように胸の中に納まった。



下をみると、まだ長いニョロニョロは左に項垂れたままだった。