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愛すバー
第6章 アズキ愛すバー
最初の頃は楽しかった。




背中に大蛇の刺青があっても左の小指がなくても私には優しかった。



ホステスの仕事は続けていたが、淳治は好きなものを買ってくれ、美味しいものを食べさせてくれ、確かに私は笑っていた。




だけど所詮男。




しかも闇の世界の人であり、変わった性癖の持ち主だった。



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