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愛すバー
第6章 アズキ愛すバー
「随分湿気た面してんな~、お前これから仕事だろ?」




「きゃっ」




いきなり側を通りかかった私の腕をがしりと掴んできた。




「よし決めた、お前今日から俺の女になれ」




「えっ??」




「その湿気た面、直してやる」




「ええっ?!」




何言っちゃってるのこの人と思ったが、その言葉は冗談ではなく、淳治はその日の夜に私を迎えにきて家に連れ帰った。





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