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最初に出逢った日のように~一片丹心・300年の恋~
第4章 何度でも、あなたに恋をする
明らかに自分は甘すぎた。他人を信じることは美点であると同時に、敵に隙を見せるという愚かさともなる。自分はしてはならない過ちを犯してしまったのだ。
私の眼裏に臈長けた美しい女人の貌が浮かぶ。この朝鮮で最も高貴な女性、愛しい男の母である大妃さま。恐らく私は大妃さまに殺されるのだろう。あの方はいつも私を憎しみに満ちた眼でご覧になっていた。
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