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最初に出逢った日のように~一片丹心・300年の恋~
第4章 何度でも、あなたに恋をする
「思い出したの」
 ファヨンは背伸びするようにして彼を見上げた。昔もそうだった、背の高い彼と話をするには、小柄な彼女は少し伸び上がるようにしていた。そして、そんな彼女を彼はいつも少し眼を細めて眩しいものでも見るかのように見つめ返していた。
 今も彼はあの日のように、ファヨンを少し眼を細めて見つめている。
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